2013/9/7 更新
『闇のパープル・アイ 小田切と慎也篇』キャスト特別対談
出演:佐藤利奈×立花慎之介×星野貴紀×本名陽子



――もしご自身が変身人間だったとして、変身できるとしたらどのような動物になってどのようなことがしたいですか?

立花:動物限定ですか?
本名:立花さん、動物以外で一体何に変身する気なんですか?
立花:確かに、そう言われると何も思いつかない。(笑) うーん、悩みますね。
佐藤:私は、こよなく猫科の動物を愛していますので、豹もいいなぁ、ライオンもいいなぁ、でもやっぱり猫かなぁ、みたいな気持ちですね。ぜひ一度、猫科の動物になって、毛づくろいのような独特の仕草をやってみたいです。だから、ちょっと倫子が羨ましいなって思いました。まぁ、自分の歯止めがきかなくなっちゃうとあれなんですけど。歯止めがきく状態であればぜひ。でも追い掛け回されるのはやだなあ。(笑)
立花:僕も猫は飼っているので猫がいいんですが、どうせ飼われるんだったら、血統書付きの高そうな猫がいい。そしてお金持ちに飼われたい。
佐藤:それって、飼われることが目的になってませんか?
立花:はい、ご飯は自分で捕るんじゃなくて、何もしなくても出てくる。楽して生活したい。(笑)
一同:(笑)
立花:あとは、クジャクなんていいですね。「俺を見ろ!」とアピールするんです。(笑) 確かあれは求愛行動だったと思うんですが、そうした目的が無くたって綺麗ですからね。
星野:僕は、イルカやシャチといった海で暮らす動物になりたいですね。海の無い県の出身なので憧れなんですよ。悠々と泳いでみたいです。本名さんはどうですか?
本名:うーん、悩みますね。いろんな生き物を飼ったんですけど……。
立花:みんな実験材料に使っちゃいましたか?
本名:いやいや、違いますよ!(笑) でも、なんでしょうね。特に何の根拠もないんですけど、今ふっと思ったのはパンダかなあ。小さい子供のパンダになって、じゃれてみたいですね。パンダって何を考えて生きているのかも気になりますし。
立花:パンダってかわいい柄をしていますが、人を殺しそうな目をしていますよね。
佐藤:恐いですよね、かなり……。
立花:パンダって実は肉食らしいですよ。「笹を食べろ」と言われているからそうしているだけで。(笑)
本名:えっ、本当ですか! ……うん、でも良いと思う。草食に見せかけて肉食って、ギャップ萌えします。すごく良いですね。



(左)佐藤利奈さん、(右)立花慎之介さん


――ご自身が倫子だったら、慎也と小田切のどちらがタイプですか?

佐藤:これは一番悩む質問ですね……。実は、収録に入る前から立花さんにも問題提起されていたのでずっと考えていたんですけど……。
立花:はい、そうでしたね。
佐藤:うーん、どっちも良いんですよね。慎ちゃんは慎ちゃんで悟っている感というか、でもちゃんと若者らしさもあるじゃないですか。小田切さんは小田切さんで大人の男の色気みたいなのもあるし、強引な感じもあって、これもまたいいですね。
立花:選んでないじゃないですか。(笑)
佐藤:うーん。(笑) でも、強いてどちらかを選ぶとすると、小田切さん……。私、ヒーローではなくヒールを好きになってしまうので。やんちゃしているほうが好きなんです。生きざまも格好良かったですから。ごめん、慎ちゃん。(笑)
立花:この質問をしながら、いろいろ考えたのですが、この二人はタイプが完全に違うんですよね。小田切は恋人タイプで……。
本名:そうそう、そうなの! それで、慎也は旦那さんタイプ。(笑)
それ言おうと思っていました。
立花: はい、おそらく、そういう目線で描かれているのではないでしょうか。そうした上で、どちらかを選ばないといけないとすると……僕は「服を脱がされたい」ですね。
一同:(笑)
立花:「男が女に服をプレゼントするのは、それを脱がせるためだって言うぜ」なんて言葉、一回言ってみたいじゃないですか。(笑) 僕はそういう意味では小田切のほうが、破天荒で好きかな。
星野:僕は逆に慎也派ですね。こう言っちゃうとあれですが、小田切はダメ男部類じゃないですか。(笑) 変身する度に、服がビリビリに破れちゃったら大変ですし。(笑)
せめて家には帰ってきてほしいかなぁと思いますね。
本名:私はさっき言った通り、付き合うなら小田切、結婚するなら慎ちゃんですね。でも、私が演じた曽根原的には唇を奪った慎ちゃん……。(笑)
立花:そうでしたね。(笑)
本名:10歳くらい若い生徒に手を出すという……。
立花:今だったらPTAがただじゃおきませんよ。ニュースになっちゃいますね。(笑)
本名:あれは倫子を挑発するためでしたが、あながちまんざらでもないということで、やはり慎ちゃんですね。でも、本当にどちらか決めづらい。ドラマCD内で交わされる二人のポエムが本当にたまらなかったんです。(笑)


(左)本名陽子さん、(右)星野貴紀さん