ドラマCD『ポーの一族 エドガーとアラン篇』
商品概要
『ポーの一族 エドガーとアラン篇』
発売日:2013年3月22日
価格:2,500円(税込)
原作:萩尾望都『ポーの一族』(小学館フラワーコミックスペシャル刊)
© 2013萩尾望都/小学館
作品紹介
1972〜76年「別冊少女コミック」連載。第21回小学館漫画賞少年少女部門受賞。
永遠の生命を与えられたバンパネラ(吸血鬼)の少年とその一族、彼らの200年にもわたる放浪と情愛を描いた幻想的で壮大な叙事奇譚である。美しく繊細で、儚くも綿密に織り込まれた物語に当時の読者たちは熱狂し、少女漫画のバイブルとなった。
時を超えて今なお語り継がれ、その魅力は色褪せることはない、少女漫画史上、最高傑作の呼び声も高い歴史的な名作である。
エドガー・ポーツネル役 松岡禎丞さん
 人間関係、世界観、もしかしたら自分たちが知らないだけで、実際にバンパネラは現実のこの世界のどこかで暮らしているのではないのかなと思ったりもしました。
 また、台本を頂いた時の余談なのですが、「この作品を表現するには自分の読解力では到底足りない!」と思って書店にGO!でした。(苦笑)
アラン・トワイライト役 江口拓也さん
 特に印象に残っているのが、エドガーがアランを叩くシーンです。「小鳥の巣」ではアランがエドガーに対して感情をさらけだすシーンがあり、それまで従順であったアランがエドガーに反発するのは演じていても熱が入りました。
マチアス役 平川大輔さん
 非常に繊細な作品だと感じました。その分、自分がやらせていただく上では難しく、プレッシャーも感じました。
クリフォード役 関俊彦さん
 すくないシーンの役ほど、演じる人物の、物語の中での役割を大切にしなければならないので、メリーベルの死という、エドガーとアランにとっての最大の事件を、できるかぎり印象付けようと心がけました。
ロビン・カー役 堀江一眞さん
 タイトルは存じておりましたが、今回を機に初めて原作を読ませて頂きました。この作品が発表された時代を考えると、 相当刺激的でセンセーショナルな内容であるなと思いました!!
 今回初めてこの作品に触れさせて頂いたので、歴史ある作品ではありますが、とても新鮮な気持ちで臨ませて頂きました!
 とても独特な世界観でしたが、もともと吸血鬼の話や歴史作品 が好きなので、何度か読んでいるうちにすぐに馴染むことが出来ました。
ジョン・オービン役 土師孝也さん
この作品では「おだやかな心と人生の思い出」をイメージして演じました。さらに「作品から吹いてくる風を感じること」を心がけました。
盗賊役ほか 中國卓郎さん
エドガーとアラン、二人の純粋さと想いの強さにとても引き込まれました。


サンプルボイス
サンプル1(視聴)


萩尾望都
5月12日生まれ。福岡県出身。1969年に『ルルとミミ』でデビュー。
『トーマの心臓』『半神』『残酷な神が支配する』など数多くの代表作がある。『11人いる!』『ポーの一族』で第21回小学館漫画賞を受賞。「月刊flowers」に連載した『バルバラ異界』で第27回日本SF大賞を受賞。
2010年に米国にてインクポット賞を受賞。
2011年、第40回日本漫画家協会賞・文部科学大臣賞を受賞。
2012年、紫綬褒章を受章。